長崎県の対馬から患者を搬送していた医療搬送用ヘリが対馬沖で消息がわからなくなりました。このヘリコプターは佐賀航空が運航していて、医師などのほか、患者やその家族合わせて6人が搭乗していて、そのうち3人が救助されましたが、3人は捜索中だということです。
搬送先の病院やドクターヘリを所有する佐賀航空などによりますと、医療用搬送ヘリは佐賀航空の60代の操縦士と60代の整備士や、医師と看護師、患者とその家族の6人を乗せ、午後1時に長崎県の対馬を離陸しました。その後、午後1時45分に対馬沖で病院と連絡が途絶えたということです。
佐賀航空によりますと、乗っていた6人のうち、3人は救助されたということですが、残る3人は捜索中だということです。海上保安部は対策本部を設置し、巡視船や航空機で捜索にあたっているということです。
