サイバー犯罪などに対応できる専門的知識を持つ若手人材を確保しようと4月1日付けで県警に人材育成課が発足しました。
【県警察本部 福田英之本部長】
「社会情勢の変容にともなって複雑化する治安課題に的確に対処するためには専門的な知識、技能の習得、伝統的な捜査手法の伝承、現場執行力の強化など人材の育成が急務であります」
人材育成課はサイバー犯罪などに対応できる専門的知識を持つ人材確保などのため、警務課から独立して発足しました。主に新人の採用や育成を担い、就職活動を控える学生などに警察の仕事内容ややりがいなどを伝えるリクルーターの指名や、5月から申し込みがはじまる大学生の採用試験などを予定しているということです。
県の警察官の採用倍率は2020年度の5.9倍に比べ、昨年度は3.7倍と年々減少傾向にあり警察官の仕事の魅力をより分かりやすく伝えるなどして、若手人材の確保に力を入れていきたいとしています。