『カンパネラおじさん』が映画になりました。
プロでも難しいとされるピアノ曲にノリ漁師が挑戦する物語。熊本市と天草市の映画館で上映中です。
【徳永 義昭 さん】
「最高級のノリば採った」
佐賀県在住のノリ漁師・徳永 義昭 さん。
リストの難曲『ラ・カンパネラ』のピアノ演奏を猛練習の末に成し遂げました。
『カンパネラおじさん』として知られるようになり、熊本にもたびたび訪れて演奏を披露しています。
映画『ら・かんぱねら』はこの徳永さんの挑戦の実話を基にした作品で、人生を賭けた男の挑戦を支え続けた家族の愛情、そして、友人や仕事仲間との絆を描いています。
【徳永 義昭 さん】
「おい(俺)にとっては神様みたいな曲。〈一生懸命練習するといいことがあっぞ〉と(昔の自分に)教えてやりたか」
主演の伊原 剛志 さんは今回、半年でピアノを習得し、自身で『ラ・カンパネラ』を弾いた苦労などを語りました。
【伊原 剛志 さん】
「その当時、僕のできる100%以上の持てる力でやったのではないかと思います。全部、自分で弾いたので」
映画のモデルになった徳永 義昭 さんは、妻の千恵子 さんとともに涙をこらえながら感謝を伝えました。
【徳永 義昭 さん】
「本当にありがとうございました」
映画『ら・かんぱねら』は熊本市の電気館と天草市の本渡第一映劇で上映中です。
【映画のシーン】「つった…」