大阪・関西万博が、今月13日に開幕します。
南砺市は伝統工芸の井波彫刻を出展し、新しい文化や旅行体験を提案します。
南砺市の田中幹夫市長。
4日の会見で井波彫刻の装飾を施したエレキギターをPRしました。
*田中幹夫市長
「日本の伝統工芸と言いながらも、一番新しいものに装飾として使っているということを知ってもらいたい」
南砺市が井波彫刻を出展するのは、大阪・関西万博の事業の一つ、未来の暮らしをテーマにした「フューチャーライフエクスペリエンス」です。
5月6日から12日にかけ、ギターや獅子頭など井波彫刻を展示し、伝統工芸をいかした新しい文化や海外からのインバウンド需要に応える「ホンモノ」の旅行体験を提案します。
*田中幹夫市長
「万博で世界が集まるところで、南砺市・日本の伝統を発信するのは本当に重要なこと。彫刻の可能性についての発信が、今回の万博のチャンス」
南砺市は、このほか7月にも石川県小松市と共同で、井波彫刻と九谷焼を万博会場で紹介することにしています。