今年1月から3月にかけての県内企業の景況感は5期連続でマイナスとなりました。
これは長崎財務事務所が県内約100社を対象に行った調査をまとめたものです。
前期(10月から12月)と比べ、「業績が良くなった」と答えた企業から「悪くなった」と答えた企業の割合を差し引いた指標=BSIはマイナス16.5でした。
マイナス幅は前期(マイナス4.8)を大きく上回り、5期連続のマイナスです。
製造業はマイナス13.3で、前期のプラス3.3から大幅に悪化、非製造業もマイナス17.8で前期(マイナス8.1)より落ち込んでいます。
しかし、先行きの見通しは4月から6月期にかけて、全産業でプラス2.9と上昇が見込まれ、7月から9月期もプラス1.9となっています。