熊本市南区のくまもと工芸会館で『天草陶磁器展』が開催されています。
テーマは『酒器』で、酒蔵とコラボし、新酒の試飲もできるということです。
くまもと工芸会館で開催中の『天草陶磁器展』。
7つの窯元が集まり開かれました。
『天草陶磁器』とは天草地方で採れる天草陶石や土から作られるもので、食器など約3000点が展示販売されています。
【会場を訪れた男の子】
「ねこのが、かわいくて、マタタビっていうところが工夫されていて、かわいかったです」
ネコが飲んでいるのは、マタタビと書かれたお酒。
今回のテーマは『酒器』です。天草陶磁器展と『瑞鷹』が初めてコラボしました。
自然農法のコメで作られた新酒には天然の藁の灰を使って深みのある色を出した酒器を、搾りたての新酒にはカラフルな色合いが特徴の新作のぐい飲みが提案されています。
このほか、天草の夕日や海を表現したものも…。
【内田皿山焼 木山健太郎社長】
「お互いに、お酒と陶磁器を世の中にPRしたいという思いで実現しました。会場内でいろんなものを見て比べてもらえるといい」
隣接する『東肥大正蔵』では新酒を含めた7種類の日本酒を天草陶磁器で試飲することができます。
【仲野香穂アナウンサーリポート】
「口が広い分、華やかな香りがよく伝わってきます。いただきます。甘いけど、すっきりと爽やかですごく飲みやすいです。おいしい!」
『天草陶磁器展』は今月6日まで、7つの窯元が趣向を凝らした器と老舗酒蔵の新酒、お気に入りの品を見つけてみるのはいかがでしょうか。