任期を終えた地域おこし協力隊員の就職を支援するオフィスの開所式が3日、宮崎県日之影町で行われました。

日之影町で開所したのは、人材サービス業などを運営する日南市の「ことろど」のオフィスで、開所式には、田鹿倫基社長や佐藤貢町長などが出席しました。

このオフィスでは、町内で地域おこし協力隊などを経験した重信誠さんがコーディネーターとなり、新たに地域おこし協力隊員に特化した人材・副業紹介サービスを行います。

全国で活動する地域おこし協力隊員は、3年間の任期を終えたあとの就職先が課題で、人材を求めている企業とマッチングします。

(ことろど 田鹿倫基社長)
「地域で働きたいと思っていた人たちなので、何らかの形で地方で引き続きキャリアを積めるようなサービスが必要ではないかと思い始めたい。」

(ことろど日之影オフィス 重信誠拠点長)
「私も地域おこし協力隊を経験していますので、協力隊ならではの悩みや地域の悩みなどで支えになれれば。」

ことろどは、日之影町と覚書を交わし、雇用や移住定住の促進などにも取り組むことにしています。

テレビ宮崎
テレビ宮崎

宮崎の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。