福井県内の魅力を再発見する「小旅」のコーナーであは今回、一乗谷朝倉氏遺跡の近くにある「道の駅・一乗谷あさくら水の駅」を紹介します。水や風、そして木を感じられる自然あふれる場所へご案内します。新名物も必見です。
福井市城戸ノ内町にある一乗谷朝倉氏遺跡のすぐそばに「道の駅・一乗谷あさくら水の駅」があります。元々は農業体験施設として使われていましたが、2015年に道の駅としてリニューアルされました。
建物には県産材が使われていて木のぬくもりが感じられます。
水の駅のシンボルは、三連水車です。3つの水車が連なり水しぶきをあげながら回転し、道の駅内にある水路に水を送っています。入り口には手作りの風車があり、この時期は心地よい春風を感じることができます。
水車の裏には様々な生きものを観察できるビオトープもあります。生態系を壊さないよう、あえて手入れはしていません。自然を大切にしているビオトープでは、6月頃になるとホタルが美しく飛び交う姿を見ることも出来るそうです。
道の駅と言えば、その土地ならではの「食」も欠かせません。一乗谷あさくら水の駅には、2024年に誕生したばかりの新名物があります。地元、美山地区でとれたイノシシ肉を使った「猪カツ丼」です。注文を受けてから揚げ始めるため、出来立てサクサクを食べることができます。
福山千奈アナウンサー:
「お肉がとってもやわらかくておいしいです。醤油ベースのタレがごはんとの相性抜群です」
豊かな自然と山の幸を目当てに、春風そよぐこの時期に足を運んでみてはいかがでしょうか。