19年ぶりに日本一に輝いた高岡向陵高校女子ハンドボール部が高岡市役所を訪れ、優勝を報告しました。

優勝旗とカップを手に高岡市役所を訪れたのは、高岡向陵高校女子ハンドボール部の部員である3年生の5人です。

出迎えた職員から拍手で歓迎を受けました。

高岡向陵高校女子ハンドボール部は先月29日まで、大分県で開かれた全国高校選抜大会の決勝で香川県の高松商業と対戦。

22対22となった残り20秒で取ったタイムアウトのあと、中筋海南選手がシュートを
決める劇的な勝利で、2006年以来19年ぶり2度目の優勝を果たしました。

市役所では、長野大監督が「タイムアウトで選手たちが自ら考え提案した作戦を採用したことが決勝点につながった、一戦一戦、選手の成長が感じられた」と戦況を報告。

続いて、大井寧々キャプテンが「全国大会は1点を争う苦しい試合が多かったが、チーム全員で笑顔を忘れず戦い、日本一をとることができた」と述べました。

これに応えて角田市長は「若い世代が夢を叶える姿、みなさんの頑張りがこれからの高岡の活力になる」と称えました。

高岡向陵高校女子ハンドボール部は今年8月のインターハイで2冠を目指します。

*決勝点を決めた中筋海南さん
「今まで自分たちがしてきたことが今回の結果につながって、やってきたことが間違ってなかったと思ってうれしい」

*キャプテン 大井寧々さん     
「選抜大会で優勝したことを自信につなげて、その後の練習でも笑顔を増やしてインターハイに向けて頑張ろうと思う」

富山テレビ
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