富山県警山岳警備隊の設立から60年が経ち、今年度の活動の開始式が開かれました。

県警山岳警備隊は1965年3月5日に設立され、これまでの60年で5232件の救助活動にあたり、6101人の遭難者を救助してきました。

式では、県警の高木正人本部長が「血のにじむような努力で、全国に知られる組織に
成長した。60年を1つの通過点として今後も活動に従事してほしい」と訓示しました。

これに対し、飛弾晶夫隊長は「山岳遭難を減らすことが使命だと考えている。今後も立ち止まることなく使命を全うする」と決意を述べました。

*県警山岳警備隊 飛弾晶夫隊長
「自分たちが事故を起こすと、救助が遅れてしまう。隊員の技術向上を図って、より良い山岳警備隊を築きたい」

今月11日からは春山シーズンに向けた訓練が始まります。

富山テレビ
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