相互関税の発表を受けて、日経平均株価が2025年最大の下げ幅を更新です。
東京市場では、日本への24%という関税が予想を上回る高い数字と受け止められたことから、日本経済が悪化するとの懸念が急速に高まりました。
平均株価の下げ幅は、午前中に一時1600円を超えて2025年最大を更新し、節目の3万5000円を割り込みました。
また、外国為替市場の円相場でリスク回避のために比較的安全な資産とされる円を買う動きが強まり、円高となっていることも相場を押し下げていて、午後も大幅な値下がり基調が続いています。
市場関係者からは、「今後各国の交渉内容が注目されるが、先行きは不透明だ」との声があがっています。