福井県内で今後1年以内に倒産する可能性が高い企業が1196社あることが、民間の調査会社の調べで分かりました。
帝国データバンクによりますと、今後1年以内に倒産する可能性が高い県内企業は1196社あり、県全体の8.4%に上ります。
業種別にみると、製造業が370社、卸売業350社、小売業174社などと続きます。
理由としては物価高や後継者不足のほか、コロナ禍による実質無利子・無担保の融資、いわゆるゼロゼロ融資の返済を抱えた「あきらめ倒産」が増えているということです。
帝国データバンクは、倒産リスクが高い企業の数は引き続き高い水準で推移すると見込んでいます。