東北新幹線の車内で硫酸を漏らし、乗客にけがをさせたとして、2人が略式起訴された。

略式起訴されたのは、硫酸を東北新幹線の車内に持ち込んだ都内の金属資源加工会社の社長(43)と、社長に対し、運搬容器としてペットボトルを渡した社長の父親(81)だ。

起訴状などによると、2人は2023年10月、適正な容器に入れるといった安全対策をとらず、ペットボトルに入れた硫酸を床に漏らし、車内にいた当時5歳の男の子とその両親のあわせて3人にやけどを負わせた。

当時の調べに対し、2人は「鉱物を採取するために薬品を持ち運んでいた」と話していた。
(「イット!」4月1日放送より)