東京・日本橋で25日、猛スピードで逆走した車が歩道へ突っ込む事故をドライブレコーダーが捉えていた。運転していた60代の女性は軽いけがで病院に運ばれた。現場は街路樹がなぎ倒され植木鉢が散乱するなど事故の衝撃を物語っていた。
車が逆走しスピードを落とさず衝突
東京・日本橋の交差点で25日午前11時過ぎ、暴走車をカメラが捉えた。

赤い車が、猛スピードで逆走し、歩道に突っ込んだのだ。撮影者は思わず「えっ!?」と声を上げた。

後方のドライブレコーダーの映像を見ると、暴走車はトラックの陰から突然反対車線に現れ、スピードを落とすことなく、反対車線の歩道の街路樹に衝突している。

衝撃で車体は大きく飛び上がり、街路樹がなぎ倒されていることが分かる。
撮影者は「本当怖かった。もう一瞬だったので。ちょっと現実のものとは思えない感じがした」と話す。

歩道では、植木鉢がひっくり返って土や破片が散乱し、バス停もゆがんでいた。

近くにいた人は「すごい音した。ガッシャーン!って。びっくりした。向こうから(破片が)吹き飛んで、うちの自転車のかごにも入ってた」と当時の様子を話した。
車の運転手は事故を起こしたことを認める
警視庁によると、赤い車を運転していた60代の女性が軽いけがをし、病院に搬送された。

運転手は調べに対し「事故を起こしたことは間違いありません」と話している。
警視庁は、被害状況や詳しい事故の経緯について捜査している。
(「イット!」3月26日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(13枚)