愛知・尾張旭市のラーメン店で13日、黒ずくめの2人組がバールを手に店内へ侵入し、レジを奪い去る窃盗事件が発生した。翌日14日、意気消沈な店長の元に届いたのは、少女からの心温まる手紙だった。
深夜のラーメン店に侵入…2人組が売上金を奪う
13日午前2時半頃、愛知・尾張旭市のラーメン店に近づく車。

車から全身黒ずくめの2人組が降りてくると、その手には1本ずつバールのようなものが握られていた。

その後、2人は出入り口の鍵を破壊し、店内に侵入。ガサゴソと物色すること約2分後、店の奥からレジを抱え、そのまま立ち去った。
闇夜に現れた“売上金ドロボー”について、店長は「怒りの感情はないですね。汗水垂らして『ありがとう』と言ってもらうような稼ぎ方を覚えてもらいたい。心が繋がらんから犯罪が増えている気もします」と嘆く。
8歳の女の子が店長に“エール”
「心が繋がらないから…」と窃盗を嘆く店長だったが、被害に遭った翌日14日、店には心を揺さぶる一通の手紙が届いた。

手紙には「きのうは泥棒が入って大丈夫でしたか。ようらのラーメンが一番好きです」とつづられていたという。

店長:
「お店を作ってくれてありがとう」って。8歳の女の子なんですけど。ちょっとお母さんの後ろに隠れるような恥ずかしがる感じで手渡してくれました。喉が詰まるというか…何だろうな、胸が熱くなりました。
警察は窃盗事件として、“売上金ドロボー”の行方を追っている。
(「イット!」 3月25日放送より)
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