オフィスワーカーの健康増進につなげるため名桜大学と沖縄県内の企業が職員の運動量の実態を調査しました。
名桜大学が行った調査は、日中の運動量が少ないとされるオフィスワーカーの「1日に座っている時間の長さ」です。
健康経営に力を入れている拓南本社と協会けんぽが協力し、職員あわせて98人の活動量を測ったところ、座っている時間が1日平均10時間を超え、ほとんど歩いていないことがわかりました。
名桜大学 神谷義人 准教授:
どうやって身体活動を増やすかというときに、必ずしも運動・スポーツに限らず、(その辺りまで)歩くということや、可能な場合はバス・モノレールを使える人は公共交通を利用するということも、それだけで十分活動量を増やすことができる
調査結果を受け拓南本社と協会けんぽは、オフィスワーカーの「座りすぎ」を減らすために職場でストレッチや階段利用を促すなどの取り組みにより力を入れたいとしています。
また、名桜大学では今後さらに多くの労働者の調査を通して実態を把握し、健康づくりの促進につなげていくということです。