明治創業の店で人気を集める斬新な味の「ところてん」

愛知県岡崎市にある明治創業のお店で人気を集める、斬新な味の「ところてん」があった。

愛知県岡崎市井田南町にある「池田屋」は創業が明治15年。2020年で138年目。

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5代目の長坂光司さん。最近の子供たちがところてんを知らないことに気づき、驚いたという。

長坂さん:
中学校の授業に行って、ところてんの話をし出したら、「ところてんってなんですか」って言われて。「知らない人は?」と聞いたらクラスの7割が手を挙げました。大ショックですよね

しかし長坂さんは、その「知らないこと」を前向きに捉えて4年前(2016年)、ところてんらしからぬ「様々な味」を開発。

店には「柚子」に「梅」、「珈琲」、さらには「抹茶」や「桜」…と珍しい味のところてんが並んでいる。

中でもオススメは「檸檬みつ」。この蜜をかけると透明のキレイなところてんが、さらに輝きを増す。

ほのかに甘く酸味がある味で、暑い時期にさっぱりと食べられる。

約140年の歴史に新しい発想を取り入れて、生まれ変わったところてん。わざわざ足を運んででも食べたい名物だ。

(東海テレビ)

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