猛吹雪の中、猛スピードで追い越しを繰り返す車や、逆走する車など、全国各地で交通ルールを無視した危険な運転が相次いで確認されている。

猛吹雪の中、トラックが危険な追い越し

2月中旬に長野・飯山市で午後9時頃に目撃されたのは、猛吹雪の中、視界が悪くてもお構いなしでトラックが強引に追い越していく瞬間だ。

危険すぎる運転に撮影者と同乗者は思わず、「マジですか!」「すげー、やばっ!」と声をあげつつも、「この天気だぞ?当然のようにオレンジカットだし…」と飽きれた様子だ。

本来追い越し禁止なはずの道路(提供:日本全国探検隊長)
本来追い越し禁止なはずの道路(提供:日本全国探検隊長)
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道路には、「ラインをはみ出しての追い越し禁止」を示すオレンジのラインが刻まれていた。それでもトラックは、1度だけではなく2度も追い越しを試みていた。その様子を目撃したドライバーは「待って!もう一回やるのか!カーブだぞ前から来たらどうするんだ!」と声を上げた。

ドライバー:
命に関わる事故になる可能性が十分あるので、気をつけて運転してほしい。

目の前に現れた逆走車

一方、北海道・岩見沢市では2月26日正午前、逆走車が目撃された。

「うおおおおお!」
ドライバーは、前からやってくる逆走車に気がつき車線変更。

目の前に迫った逆走車
目の前に迫った逆走車

ドライバー:
パッシングしても、スピード落とさないのがムカつきますよね。

体感では時速60kmものスピードで逆走し、スピードを落とす気配はなかったという。

運転手は半笑い?

新潟・湯沢町では2月27日午前11時半前、“逆走が始まる瞬間”が目撃された。

速度を落としつつ逆走する車
速度を落としつつ逆走する車

目の前に現れゆっくりと迫る逆走車。映像を戻してみると、左の道から出てきて、逆走していたことがわかる。逆走に気がついていないのか。

撮影者が見た逆走車の運転手の表情は…。

撮影者:
ちょっとやっちゃたなと半笑いしている感じ。

原因とみられる雪が積もった中央分離帯(視聴者撮影)
原因とみられる雪が積もった中央分離帯(視聴者撮影)

撮影者によると、中央分離帯に積もった雪の壁で対向車線が見えず、誤って逆走したのではないかという。

撮影者:
交差点に右折禁止の標識が出ていますし、もう少し慎重に運転していただければなと。
(「イット!」 3月17日放送より)

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