東京・浅草と上野で、危険な運転をする電動キックボードが相次いで目撃された。いずれも交通ルール違反で、重大な事故になりかねない。
人通りの多い横断歩道を走行
東京・浅草で2月23日午後7時頃、カメラが捉えたのは、人通りの多い横断歩道を電動キックボードで走る人物だ。
撮影者:
もう平然と普通に乗ってるので。

撮影者によると、乗っていたのは若い女性。本来、横断歩道では電動キックボードから降りて歩いて渡らなければならないが、歩行者が行き交う中を平然と走行していたという。

撮影者:
電動キックボードのルールをきちんと把握していない。インバウンドの方、子供連れてる方も多いので、ぶつかったら危ないかなと。ルールは守って欲しい。
女性は、横断歩道を渡り切ると、電動キックボードから降りて歩道を歩いて行った。
変なところで信号待ち…道路を強引に横断しUターン
2月27日午後3時頃、東京・上野でも、きちんと交通ルールが守られていない場面がカメラに捉えられていた。

撮影者:
変なところで信号待ちしてると思い、動画を回しました。
工事現場の作業員が目撃したのは、青信号にも関わらず、道路の右側で停止している電動キックボードだ。そのすぐ脇を何台も車が通過していた。

電動キックボードは、交通ルールでは道路の「左側走行」が求められるが、対向車が来ているにもかかわらず、道路を強引に横断し、そのままUターンして走り去って行った。
車との衝突事故になりかねない危険な運転。交通ルールの徹底が必要だ。
(「イット!」3月17日放送より)
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