沖縄県内の酒造所が県民に馴染み深いある食材を組み合わせたこれまでにない新たなラム酒を製造しました。
泡盛と県産の黒糖を使用したラム酒づくりを展開する瑞穂酒造は、沖縄が全国一の消費量を誇る「かつお節」の風味を活かした新商品を発表しました。
世界的に活躍するバーテンダー後閑信吾さんと共に開発した商品は、黒糖ラムをベースに本部町の本部漁業協同組合が生産するかつお節などを掛け合わせました。
魚特有の生臭さを消すためにかつお節の抽出時間や蒸留方法を見直すなど試行錯誤を重ね、塩味やうまみを感じられるスピリッツに仕上がったということです。
瑞穂酒造 仲里彬 取締役:
沖縄県民はかつお節に慣れ親しんでいて身近なものだと思います。皆さんが好きな香り、味わいに仕上がっていると思いますので楽しんいただきたい
県民になじみの深い食材を汲みわせたユニークなラム酒は17日から初年度800本の販売を予定しています。