今帰仁村でこれまで生息していないとみられていたイノシシの目撃や農作物の被害が相次いでいることがわかりました。
今帰仁村与那嶺区にある畑では4日、収穫の時期を迎えたサトウキビがイノシシに食い荒らされていました。
畑の土を掘り返した跡や足跡なども確認できます。
地元の人によりますと、村内ではこれまでイノシシは生息していないとされていましたが、ここ数年、目撃情報や農作物の被害が相次いでいるということです。
地元の人は:
これが色々スイカとかマンゴーとかハウスがありますので、そういう所に入ってくるのは時間の問題じゃないかなというのが心配
沖縄県によりますと、今帰仁村では2024年度イノシシによる農作物の被害が初めて報告されたという事です。
野生のイノシシは大変危険なため、県は不用意に近づくことは絶対にしないよう注意を呼びかけています。
また、ビーチやキャンプ地に捨てられた残飯を野生のイノシシが食べることもあるので、ごみは必ず持ち帰るよう協力を求めています。