高知市の国道で、2台の車が互いにあおり合う危険な瞬間がカメラに捉えられた。車間距離を詰め合う危険な運転が約2分間続いたという。撮影者は、「周囲を巻き込む事故にならないか心配だった」と語った。
急ハンドルで2台の車があおり合い
高知市の国道で1日午前11時ごろ、走行中に急ハンドルを切り、車同士があおり合う危険な瞬間が撮影された。
撮影者は「もうケンカの始まりでしたね。『このやろう!』みたいな感じでいったんで」と語る。

当時、ドライバーは買い物へ向かっていた。すると、目の前でシルバーの車が車線変更をした。
次の瞬間、すぐ後ろを走っていた黒い車がスピードを上げて追い抜いた。

その直後、シルバーの車はハンドルを切り、黒い車に車体を寄せ、挑発するそぶりを見せる。

すると今度は黒い車が車線変更し、シルバーの車の後ろにピッタリと張り付き、距離を詰めた。
2台のやり取りを目の当たりにした撮影者は、「激しかったです。ぶつかるんじゃないかっていう…。とにかく離れたい、どっかよそへ曲がってくれって感じでしたね」とうんざりした様子だった。
危険すぎる…2分間にわたる“あおり合戦”
突然、目の前で繰り広げられたあおり合い。一体何がきっかけだったのか。
撮影者は、「私の前に(シルバーの車が)入ってこようとした時に、後ろの黒い車も入ろうとしてたのかなって」と推測している。

その後も、2台はピッタリと車間距離を詰めたまま、約2分間走り続けていたという。
「車も“走る凶器”って言われるくらいだから、周りを巻き込むこともあるので、お願いだから感情的にならずに運転してほしい」と話した。
(「イット!」 3月7日放送より)
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