各地で危険な逆走車が相次いでカメラに捉えられた。神戸市の大通りでは、暗闇から突然現れた逆走車に撮影者が驚愕。また、石川・白山市では、高齢女性が運転する車が交差点で逆走していた。気づいて停止したものの、特に慌てる様子もなかったという。
神戸の大通りで逆走車が出現
神戸市中央区を走る大通りで2月24日午後7時ごろ撮影されたのは、暗闇からスーッと現れた逆走車だ。
思わず言葉を失ったという撮影者は、「僕の方に向かってウインカーがついていたので、突っ込んでくるのかなと思った」と語る。

当初、車線変更をするつもりだったのか、逆走車はウインカーを点滅させていた。よく見ると夜にもかかわらず、ヘッドライトはついていない。
実は撮影した本人にとって、この日は年に1度の大切な日だった。
「偶然、その日が息子の誕生日だった。息子の誕生日と僕の命日が一緒になっていたのかな、そう思うと怖かった」と恐怖を語っている。
その後、逆走車の恐怖に襲われながらも、撮影者は無事に帰宅し、子供の誕生日を一緒に祝うことができたという。
交差点で突然の逆走…運転手は高齢女性
石川・白山市で2月27日午後2時過ぎ、こちらでは撮影者が信号待ちをしていた。しかし次の瞬間、「えっ!?違う!違う!違う!違う!また…」と声を上げる撮影者。

ここで現れたのは、またもや逆走車だ。
撮影者によれば、「いきなり前から車が、来るはずのないところから来たので、思わず声が出た」という。

車はしれっと右折レーンを逆に進んでいったが、突然ストップ。どうやら逆走に気づいたようだ。
逆走車の様子について撮影者は、「笑ってた感じで、『間違ってしまったな』みたいな感じでパニックはなかった」と語り、70代くらいの女性が逆走車のハンドルを握っていたと話している。
危険な場面に遭遇した撮影者は、「もうちょっと気をつけてみて欲しいなと。判断が遅いのは心配」とコメントした。
(「イット!」 3月7日放送より)