埼玉・川口市で信号が青に変わると同時に、猛スピードで駆け抜けるバイクがカメラに捉えられた。その後、バイクは交差点の手前で歩道に乗り上げて危険な走行を継続。しかも現場は小学校の近くで、児童が下校する時間帯だった。撮影者は子供たちが巻き込まれていた可能性を指摘し、無謀な運転に強く警鐘を鳴らす。

交差点で猛スピードのバイクが危険走行

埼玉・川口市で2月27日午後3時過ぎ、道路を走行中のドライバーが撮影したのは、前方の信号が青に変わると同時に左側から猛スピードで追い抜いていくバイクだった。

ドライバーは、「猛スピードで抜かれてビックリした。なんか変だなと思ったら…」と話す。“何か様子がおかしい”そう感じたドライバーの予感はすぐに的中した。

歩道を走るバイク(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
歩道を走るバイク(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
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「さらに先の信号で歩道に急に入っていったので…」と語るドライバー。なんと、バイクは交差点の手前で歩道に乗り上げ、走り始めたのだ。

歩道を通過後にまた車道に戻るバイク(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
歩道を通過後にまた車道に戻るバイク(FNN投稿サイト「ビデオPost」)

バイクは歩行者がいるにもかかわらず、スピードを緩めることなく脇をすり抜け、ショートカットする形で車道へ出ると左折した。

現場を歩いていた男性も思わず、“何だあの無法者は”と言わんばかりに後ろを振り返っている様子がうかがえる。

歩道を暴走したバイク…児童と遭遇の危険性も

さらにドライバーは、「茶色いビルの左のほうが小学校側で、子供たちが帰ってきたら突然、出てきた可能性がある」と指摘する。

児童を巻き込んでいたかもしれない危険運転(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
児童を巻き込んでいたかもしれない危険運転(FNN投稿サイト「ビデオPost」)

危険な歩道走行が撮影されたのは、午後3時過ぎ。児童の下校時間帯ということもあり、大惨事になっていた可能性もあった。

ドライバーは「すごく危ない状態だった。ここまでひどい運転はやめてほしい」と語っている。
(「イット!」 3月7日放送より)

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