静岡県でドライバーが走行中、突然逆走車が目の前に現れる危険な瞬間がカメラに捉えられた。運転していたのは60歳前後に見える男性で、ドライバーは「ぶつかる可能性は大だった」と振り返る。一方、福岡県ではシカが夜道に突然飛び出し、車と衝突寸前に。別のシカに気を取られた隙に、2頭目が飛び出したという。
目の前に逆走車!衝突寸前の瞬間
静岡・函南町で2月27日、伊豆半島を走るドライバーが撮影したのは、突然目の前に現れた逆走車だった。
当時を振り返りドライバーは、「びっくりした。ぶつかる可能性は大だった」と語る。

ドライバーによると、運転していたのは60歳前後の男性だった。あわや正面衝突というところでハンドルを切り、正しい車線に戻っていった。
危険すぎる運転にドライバーは、「前を見てしっかり運転してください」と話した。
シカの飛び出しに遭遇…直前には別の個体も
福岡・宮若市で2日、こちらでも“前を見てしっかり運転しないといけない”と分かる場面がカメラに捉えられていた。
この日、撮影者は夜道を走っていた。

しかし突然、右からシカが飛び出してきたのだ。撮影者はあわや衝突というところで急ブレーキを踏み、ギリギリで衝突を回避した。当時について撮影者は、「スローモーションに見えた。轢いたと思ったので」と語っている。
それにしても、前を見て運転していたはずが、なぜ気付いたのがギリギリになったのか。

実はこの直前、「うわ、すげー、でかいの2匹もいる」と撮影者の車の助手席にいた人が左側にいた別の2頭のシカを発見していたのだ。
「つられて自分も見ている隙に右から1頭出てきて、気付いたときには目の前に…」と話す。

その後、シカはそのまま森の中に消えていったという。
ドライバーは事故寸前の出来事を振り返り、「急すぎるので、ゆっくり出てきてほしい。こっちもごめんなさいという感じ」と話した。
(「イット!」 3月6日放送より)