各地で、“あわや衝突”の瞬間がカメラにとらえられている。
東京・大田区では高速を出た車が逆走し、ドライバーがクラクションを鳴らすも、走り去っていた。
撮影者は「言葉が出ないくらいびっくりして、『怖かった』が一番強い」と恐怖を語っている。
また福岡・久留米市でも、混雑した道路を対向車線に飛び出し数百メートルにわたって逆走する車が撮影された。
さらに栃木市では、前方車両が急にバックする危険行為も確認されている。
逆走に気づかずに走り去る車
東京・大田区で20日午前2時前、高速道路を出たドライバーのカメラがとらえたのは、猛スピードで逆走する車とすれ違う、危険な瞬間だ。

ドライバーがクラクションを鳴らすも、お構いなし。
そのまま走り去っていったという。
撮影者は「言葉が出ないくらいびっくりして、『怖かった』が一番強い」と話す。
その後、すぐに車を止め110番通報したというが、撮影者は「逆走をしていることにすら気づけてないんだったら、やっぱり運転はしない方がいい」と話している。

危険な逆走は、福岡・久留米市で18日午後6時過ぎにもカメラがとらえていた。
ドライバーが信号待ちをしていたその時、対向車が向かってきているにもかかわらず、白い車が逆走してきた。
当時、帰宅時間帯ということもあり、道路は渋滞していた。
白い車はしびれを切らしたのか、対向車線に飛び出し数百メートルにわたって、逆走を続けたという。
撮影者は、「さすがにひどいなと思いまして。あまりにも距離が見たことないくらい逆走してるんで」と話す。
前方の車の突然のバックに戸惑う撮影者
逆走ではなかったが、思わぬ瞬間は栃木市で13日午後5時ごろ、撮影されていた。

前を走る車に続いて、交差点に差しかかった次の瞬間、後ろにドライバーがいることに気がつかなかったのか、突然バックした。
撮影者は「なんで?なんで?って。なんでここでバックするの?と思いました」と話している。
撮影者がすぐにクラクションを鳴らし、衝突は回避したものの、車はそのまま直進していったという。
(「イット!」2月25日放送より)