2024年うるま市で痩せた状態で保護されたタカの仲間「ミサゴ」がリハビリやトレーニングを経て20日野生に帰されました。
2024年10月、うるま市浜比嘉島で保護されたのは環境省のレッドリストで準絶滅危惧に指定されている全長およそ60センチメートルの「ミサゴ」です。
保護された時はかなりやせ細っていて、市内にあるどうぶつたちの病院沖縄で治療を受けた後、沖縄こどもの国で野生復帰に向けリハビリやトレーニングを続けてきました。
ミサゴの体力が回復し体重も増えたことから野生に帰すことになり、20日は治療などに携わった人々が見守る中ミサゴは大空に羽ばたいていきました。
沖縄こどもの国動物園 創造局 吉見裕子 獣医師:
放したミサゴ、元気に飛び立っていきましたので、今後は野生であるべき姿で元気に暮らしてほしいと思います
野生鳥獣を許可なく捕まえることは法律で禁止されているため、傷ついた野生鳥獣を見つけた場合でも救護する前に沖縄県に連絡してほしいとしています。