2021年、東京・八王子市のアパートで階段が崩れ落ち、住人が死亡した事故で、警視庁は施工会社の元会長を書類送検する方針です。

2021年4月、八王子市のアパートで外階段が崩れ落ち、住人の大手里美さん(当時58)が転落し死亡しました。

警視庁は、危険性を認識しながら必要な措置を怠ったとして、業務上過失致死の疑いで、アパートを施工した「則武地所」の元会長(70代)を書類送検する方針を固めました。

この事故の前、会社が施工した別の建物で、腐食が原因で住人がけがをする事故が起きていたということで、警視庁は、経費削減のためにずさんな工事が常態化していた可能性があるとみています。
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