天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは災害医療に関する国際会議に出席し、初めておことばを述べられました。
災害医療に寄せられる愛子さまの思いを、主催者がFNNの取材に明かしました。
東京都内で開かれた「世界災害救急医学会」の開会式。
愛子さまは初めて国際会議に出席し、「災害医療の現場では、限られた資源と厳しい時間の制約の中で、一人でも多くの命を救うための難しい判断が求められます」と、おことばを述べられました。
災害時の救護などを担う日本赤十字社に勤務する愛子さま。
緊急度に従って診療の優先順位を決める「トリアージ」に特に関心を持たれていたと、案内役の組織委員長が明かしました。
世界災害救急医学会 組織委員長・大友康裕さん:
「(トリアージの時に)難しい判断をしなきゃいけない状況があるんですね」と。とにかく、ものすごくメモを取っていらっしゃって熱心にお聞きいただきました。(予定時間を超えても)愛子さまは「大丈夫です。時間をかけてお話ししてください」と。
連休後半の初日、初めての公務を終えた愛子さまは、「きょうは土曜日ですから休ませていただきます」とユーモアを交え、会場を後にされました。
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