イギリスの宝石店で、ドロボーが盗みをはたらく様子がカメラにとらえられた。
しかし、ドロボーは手際が悪く、こける、ショーケースを壊せずうろつくなど、何をやっても失敗。
結局、盗もうとした商品の一部を諦め、日本円で約80万円相当の宝石を盗んだ。
犯人はその後逮捕され、有罪判決を受けている。
手際が悪すぎるドロボー現る
イギリスの宝石店で2月に撮影されたのは、あまりにも“際が悪い”ドロボーだ。

まず店に現われた強盗犯は窓から侵入し、降りようとすると、足を踏み外して、まさかの“つんのめり”。

その後、気を取り直して目の前の商品棚を持ち上げ、ショーケースに思いきり振り下ろした。
しかし、ショーケースを壊すことができなかった。
何もかも失敗するドロボー
強盗犯は諦めて商品棚をあとで回収しようと、窓の近くに置いた。
そして次は、別のショーケースへと歩みを進める。
しかし、棚では壊すことができなかったため、何かないかと探し回っていた様子だ。
そこで目に入ったのは、イスだった。

“今度こそ!”と言わんばかりにイスで殴りつける犯人。
だが先に壊れたのは、イスの方だった。
それでも手ぶらで帰るわけにはいかないと、もう一度破壊を試みる。
そして犯行を重ね、最終的に宝石などを強奪した。
ここまでで、2分近く経過していた。

犯人はそろそろ潮時というかのように、窓によじ登ったその時、盗もうとした棚が店内に落下してしまう。
しかし、戻って拾う時間はなかった。
そこで犯人は、目の前のショーケースごと盗むことに変更した様子だった。
しかし、今度はケースを倒してしまい、大きなため息をこぼしてしまう犯人。

宝石店を荒らすだけ荒らしたが、結局、盗んだのは約4,000ポンド、日本円で約80万円相当の宝石などだった。
その後、男は逮捕されると、12月に有罪判決を受けた。
(「イット!」 12月25日放送より)