トルコの踏切で1台の車が列車と接触し、弾き飛ばされる事故がカメラに捉えられた。直前、車は下がってきていたのに気がつかず遮断機のバーに衝突しており、踏み切りにはみ出す形で停車していた。車や列車は大きく破損したものの、ドライバーの命に別条はなかったという。

乗用車と列車が衝突事故

トルコ西部マニサの踏切で撮影されたのは、まさに九死に一生を得た“奇跡の瞬間”だ。

当時、1台の車が踏み切りを通過しようとした際に遮断機と接触し、停車していた。

列車と接触しひしゃげる車のフロント
列車と接触しひしゃげる車のフロント
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次の瞬間、列車が走ってきて車は避ける間もなく衝突。車は大きな土煙を巻き上げながら、何度もスピンし、線路脇に弾き飛ばされてしまう。

停車した車はフロント部分が大破し、白煙を上げて動けなくなってしまった。

ボロボロになった列車のフロント(IHA)
ボロボロになった列車のフロント(IHA)

また、直後に撮影された写真では、列車もフロント部分がパックリと割れ、ボロボロになっているのがわかる。

遮断機に気づかず…事故に発展

現地メディアは、車のドライバーの命に別状はなかったと伝えている。

原因は車の前方不注意
原因は車の前方不注意

また、事故の原因については、ドライバーが遮断機のバーが降りていることに気づかず、そのまま通過しようとした前方不注意だという。
(「イット!」 12月20日放送より)

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