FNNがこの週末に実施した世論調査で、石破内閣の支持率は、11月とほぼ変わらず45.9%だった。

国会で焦点となる「103万円の壁」の引き上げ幅については、「150万円程度」を望む声が最も多い結果となった。

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調査は以下の方法で行った。
・期間:2024年12月14日・15日
・電話調査(RDD 固定・携帯電話)
・全国18歳以上の男女1020人が回答

内閣支持率
内閣支持率

石破内閣を支持するとの答えは45.9%で、11月に続き不支持が支持を上回った。

政治の進め方
政治の進め方

衆議院で与党の議席が過半数を割り、与野党から「熟議の国会」との姿勢が出る中、国会での政治の進め方について「改善した」と答えた人は31%、「改善していない」との答えは60.8%だった。

臨時国会の焦点となっている「103万円の壁」の見直しについては、引き上げ幅と税収の減少幅を巡って議論が続いている。

望ましい引き上げ幅について国民民主党の主張する「178万円まで」と答えた人は22.4%、「150万円程度」と答えた人が32.6%、自民党案に近い「120万円程度」との答えが27.5%だった。

もう一つ臨時国会で議論が進む政治資金規正法の改正に関連して「企業・団体献金」について「全面禁止すべき」と答えた人が27.8%、「献金の上限額を引き下げるべき」と答えた人が24.4%、最も多かった答えは、「政治家ではなく、有識者が議論すべき」で31.9%だった。

安倍昭恵夫人(日本時間15日朝)
安倍昭恵夫人(日本時間15日朝)

安倍昭恵夫人がトランプ次期大統領と面会を予定する中、2025年1月正式にトランプ政権が発足した後、石破首相との間での今後の日米関係の見通しについて、「良くなる」との答えた人は5%、「変わらない」と答えた人は最も多く59.6%、「悪くなる」との答えは32.3%だった。
(「Live News days」12月16日放送より)

フジテレビ
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政治部
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総理大臣、官房長官の動向をフォローする官邸クラブ。平河クラブは自民党、公明党を、野党クラブは、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会など野党勢を取材。内閣府担当は、少子化問題から、宇宙、化学問題まで、多岐に渡る分野を、細かくフォローする。外務省クラブは、日々刻々と変化する、外交問題を取材、人事院も取材対象となっている。政界から財界、官界まで、政治部の取材分野は広いと言えます。