アメリカ・テキサス州でワニが続々と出没し、捕獲を試みる警察官が奮闘する一部始終が撮影された。少し大きめのワニを数人がかりで捕獲する現場があった一方、小さめの個体を1人で捕まえる警察官もいた。近くで見守っていた住人は、警察官の見事な捕獲に賞賛の声をあげた。
ワニ出没で大忙しのテキサス州
アメリカ・テキサス州各地で8月28日、ワニを目撃したという通報が入り、警察官たちがワニと奮闘する姿がカメラに捉えられた。
この記事の画像(11枚)ある場所では、4人がかりでワニを取り押さえようとしていた姿が見られ、ワニの威嚇にカメラは思わず後ずさりし、捕獲担当の4人もどこか及び腰気味に見える。
それでもチャンスを窺い、なんとか押さえると、プロレス技のようにガッチリと首を固め、口にヒモを巻いてワニの凶器である「牙」を封じ込めた。そして、2人で抱え上げて道路の外へ運んだ。
もう1つの凶器であるシッポを引っ張り、ワニを移動させる警察官。抵抗できず、もう安心かと思いきや、ワニは突如として激しく暴れ始めた。大人しくなったようでも、油断はできない。
その後、ワニは近くの湖で放された。
鷲掴み!1人でワニを捕獲する警察官
4人がかりで捕獲した警察官がいる一方、同じテキサス州では、たった1人でワニに挑んだ警察官もいた。
玄関のドアをワニが塞いでいると通報を受けた警察官は、「ああ、あそこね」と呟き、余裕そうな様子も窺える。
住宅の前には、確かに威嚇をしてくる小さめのワニがいた。油断は禁物で、ワニは隙あらば、噛み付こうとしていた。
警察官はどうするのかと思いきや、なんと片手でワニの首根っこを押さえ捕獲した。様子を見ていた住人は、1人でワニを捕獲した警察官を「あなた英雄よ」と称えた。
地元メディアによると、この警察官が捕まえたワニは、この日2匹目だったという。
(「イット!」 9月5日放送より)
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