5月、京都市の明治天皇陵で、手水鉢などに落書きが見つかった事件で、15歳の男子高校生が書類送検された。
器物損壊の疑いで5月27日に書類送検されたのは、京都市伏見区の男子高校生(15)だ。
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高校生は4日、京都市伏見区にある「明治天皇伏見桃山陵」で、手水鉢と石柵の柱に黒いスプレーで落書きした疑いが持たれている。
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宮内庁の管理事務所によると、いずれも自由に出入りできるエリアの大階段を登り切ったところにあり、職員が消そうと試みたもののなかなか消えなかったことなどから、事務所は今月7日に被害届を提出していた。
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この事件の3日前の5月1日には、立て札への落書きも見つかっている。 警察によると3カ所全てに男子高校生が関与していて、いずれも知人1人のフルネームが書かれていたということだ。
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男子高校生は容疑を認め、落書きをした理由について「日ごろや過去の不満を発散させるため」と話しているほか、明治天皇陵は「暗くて夜は人通りが少ないので落書きをしても警察に捕まらないと思った」と話しているということだ。