北海道紋別市の牧場で、男性(69)が排水装置の清掃中に誤って転落し、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 警察によりますと、男性は5月10日午後1時ごろ、汚水を下水道管に送る前に一時ためておく「排水桝」を清掃中、頭から落ちました。

 排水桝は円柱型で、直径60センチ、深さは100センチ。水位は40センチで、男性は逆さのままはまり、抜け出せませんでした。

 周囲にいた家族らが3人がかりで救出を試み、足首にロープを巻き、軽トラックで引っ張りました。

 救助されたの5分後。途中から男性の意識は次第に薄れ、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 男性に外傷は見当たらず、警察は事故の詳しい原因を調べています。

北海道文化放送
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