京都市の明治天皇陵で、手を清める鉢などに落書きされているのが見つかり、警察が落書きをしたとみられる人物から、器物損壊の疑いで任意で事情を聞いていることが分かった。
この記事の画像(6枚)注意書きなどが記された立て札。その土台の部分には、今もうっすらと文字のようなものが残っている。
落書きが見つかったのは、京都市伏見区にある明治天皇の伏見桃山陵。管理事務所によると5月1日、立て札への落書きを職員が見つけた。
当初はいたずらと判断して、職員が消したということだが、さらに3日後…
記者リポート:明治天皇陵を参拝する前に手を清める手水鉢(ちょうずばち)に、落書きされていたということです。
手水鉢と石柵の柱に、黒いスプレーで文字のようなものが落書きされているのを、参拝者が見つけた。 職員が消そうと試みたもののなかなか消えず、回復できない場合は、業者に作業を依頼することも検討しなければならないということだ。
参拝者:あんまり人も来ないのでやりやすかったのかな。落とせないとなったら悲しい気持ちになりますね。
管理事務所は5月7日、被害届を提出。警察は落書きをしたとみられる人物から、器物損壊の疑いで任意で事情を聞いていることが新たに分かった。
管理事務所は「参拝されている方の気持ちを害する行為。二度と起こらないことを願いたい」とコメントしている。
(関西テレビ「newsランナー」 2024年5月9日)