4月29日までのゴールデンウィーク前半を終え、5月3日からの後半、どこに出かけようかを考えている人も多いのではないでしょうか。そこで、鹿児島市の平川動物公園のお出かけ情報をお伝えします。
鹿児島市の「平川動物公園」。ゴールデンウイーク期間中は、県内はもちろん、県外や海外からの観光客の姿も多く見かけます。
そこで今回はゴールデンウイーク後半を前に、平川動物公園でこの時期注目の生き物4種類を紹介します!
まずは、鹿児島県民なら押さえておきたい、ルリカケス。鹿児島県の鳥にもなっています。
3月に生まれたばかりのひな2羽を楽しむことができます。
頭の部分が黒いのがひな鳥で、今後は、親鳥のように瑠璃色の鮮やかな配色に変わっていくそうです。
クジャクのエリアでこの時期楽しめる光景の一つが、クジャクが羽を広げた姿ですす。
オス特有のキレイな羽。メスへの求愛行動として羽を広げてアピールします。
春から初夏にかけてが繁殖期ということで、運が良ければ卵も見られるそうです。
そして続いてはチンパンジーです。
子どもたちに見守られながら、の~んびりごはんを食べたり、ロープで活発に動き回るチンパンジーがいたり。
その中でも注目は、2024年2月に生まれたチンパンジーの赤ちゃん。
お母さんに抱きかかえられながらゆっくりと穏やか時間を過ごしています。
撮影したときは親子ですやすや、お休みタイム。
平川動物公園ではゴールデンウイークが終わる5月6日まで、この赤ちゃんチンパンジーの名前を募集しているということです。
そして最後は、開園50年を超える平川動物公園で、長い間親しまれているコアラです。
中でもホットな話題が、2023年10月に生まれた赤ちゃんコアラ。
半年間ずっとお母さんのお腹の袋の中で成長し、1週間前に姿をみせるようになりました。
そして、取材した日もその姿を確認できました!
カメラを向けたときはちょうどすやすやと眠っていたようです。
現在、コアラ館には、オス7匹メス10匹、計17匹のコアラが暮らしています。
平川動物公園 コアラ担当 落合晋作さん
「まずはコアラのかわいらしさ。できれば、個性や仕草を見てもらいたい。つい最近お母さんコアラのキボウから赤ちゃんが袋から出てきました。小さな小さな赤ちゃんで、今でしか見られない姿です」
1日のうち約20時間寝るというコアラ。起きている姿を楽しむポイントは?
平川動物公園 コアラ担当 落合晋作さん
「夕方4時以降が一番コアラが起きていることが多い。どの子かは起きていると思いますので、『寝てる~』と通り過ぎるよりは、少し時間をおいて見学してもらえたら」
この時期だからこそ楽しめる生き物たち。ゴールデンウイークの平川動物公園で、ぜひ楽しんでみてはいかがですか?
平川動物公園では、5月5日のこどもの日は小中学生の入園は無料となります。
また5月3日から5日は、駐車場の利用が事前申し込み制となっていますが、すでに受付は終了しています。この期間、最寄りのJR五位野駅から平川動物公園まで、9人乗りのジャンボタクシーによる無料送迎が行われます。