アメリカのバイデン大統領は7日、ドイツのメルケル前首相との2021年のエピソードを紹介する際に、すでに死去していた、コール元首相と言い間違えた。
首脳の名前を間違えるのは今週2回目で、あらためて高齢であることへの不安が強まっている。
バイデン氏は、ニューヨークで行われた選挙イベントで演説し、2021年のG7(主要7カ国)サミットでのエピソードを紹介する際に、メルケル前首相ではなく、2017年に死去しているドイツのコール元首相と言い間違えた。
バイデン氏は今週4日にも、フランスのマクロン大統領とミッテラン元大統領を混同して言い間違えていた。
11月の大統領選挙に向けて、民主党の予備選を勝ち進んでいるバイデン大統領だが、81歳という年齢に、有権者からは健康状態への不安の声も根強く、人名や国名の言い間違いを繰り返していることで、職務遂行能力を問題視する声も挙がっている。
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