中古品買取店を訪れた男。隣のカウンターをのぞき込んだり、突然、手の消毒をするなど落ち着かない様子だ。
この記事の画像(18枚)男は、店にあった“あるもの”を盗む機会を伺っていた。
1台約12万円のスマホが被害
12月12日午後5時55分すぎ、東京・池袋の中古品買取店の防犯カメラ映像。
商品の整理をしている店員が、カウンターに背中を向けた瞬間、男は隣のカウンターに置かれていた白い箱を一瞬で手に取って隠した。
そこには、店が買い取った「iPhone15」が入った箱が山のように積まれていた。1台約12万円で、そのうちの1台を、店員や他の客が見ていない隙に抜き取ったのだ。
被害店の担当者:
買い取りの対応をしている時に、隣に置いてあった在庫をとられてしまった。翌日に在庫の数を確認していて、数が合わないというので防犯カメラを確認したら、懐にスッと入れるところが映っていた。
店はすぐに警察に被害届を提出。この日、買い取りの査定に来ていた男は、身分証を出していたため、すぐに捕まると思われていたが…。
被害店の担当者:
その身分証が盗難(品)だったみたいで。保険証が大阪のほうで失われたと言われている。電話(番号)が偽装だったという話です。
男の持っていた身分証は住所が大阪府で、盗難品だったという。さらに男が伝えた電話番号も偽の番号だった。
警察は、窃盗事件として捜査している。
(「イット!」12月19日放送)
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