中国・浙江省のターミナル駅で12日、消火器をまき散らす男が現れ、現場は一時パニック状態となった。
警察は刺股で男を取り押さえ、確保に成功した。
男は精神的なトラブルを抱えており、警察は慎重に調べているという。

ターミナル駅が消火剤の白い煙で覆われる

中国有数のターミナル駅で12日、消火器をまき散らす男が現れ、現場に白煙が広がった。

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中国・浙江省にあるターミナル駅・杭州東駅。
あたりは消火剤の白い煙で覆われ、パニック状態になっている。

警察官や警備員が男を取り押さえようとするが、男が消火器を噴射し、なかなか近づけない。

警察は、日本でも使われる秘密兵器を使うことにした。
距離を取って不審者の動きを封じこめる「刺股（さすまた）」だ。

映像の撮影者も「刺股を使えばいいんだよ」とつぶやいていた。

男が背中を向けたその一瞬を逃さなかった。
千載一遇のチャンスが到来した。

一気に近づき、ひざの裏を押して男を制圧

が…、惜しくも男に気づかれ、返り討ちに。

しかし、チャンスは再び訪れた。

今度は一気に近づき、ひざの裏を押して男を制圧。ついに確保に成功した。
この騒ぎで、けが人はいなかった。

警察によると、男は精神的なトラブルを抱えているということで、慎重に調べを進めている。
（「イット！」 5月14日放送より）