アメリカのバイデン大統領は26日、演説し、イスラム組織ハマスに拘束されている人質の解放に向け、27日以降も戦闘の一時休止を継続することが目標だと語った。

バイデン大統領は、演説のなかで、ハマスによって両親が殺害され人質となっていた4歳のアメリカ人の女の子が解放されたことを明らかにし、「それが私の目標であり、私たちの目標だ。戦闘の一時休止を明日(27日)以降も継続させ、より多くの人質が救出され、ガザで支援を必要としている人々に、より多くの人道支援を提供できるようにすることだ」と、ガザ市民への援助と人質解放の促進に向け、戦闘の一時休止の継続を訴えた。

バイデン大統領は、「人質が解放される限り、戦闘の一時休止を続けてほしい」と呼びかける一方、「一日一日のアプローチだ。1時間1時間、何も保証されていない」とも述べ、交渉の難しさも語っている。

国際取材部
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