約1年ぶりとなる米中首脳会談を日本時間16日早朝に控える中で、バイデン大統領と習近平国家主席が、会談場所となるサンフランシスコに相次いで到着した。
その狙いについて、FNNワシントン支局・中西孝介記者が伝える。

アメリカ政府関係者は、「マイナスの関係をゼロに戻す」と述べ、大きな成果よりも、まずは両国関係の正常化を確実に成し遂げたい考え。

サンフランシスコに到着し、時折笑顔を見せる習近平国家主席(14日)
サンフランシスコに到着し、時折笑顔を見せる習近平国家主席(14日)
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バイデン大統領と習近平国家主席は14日、サンフランシスコに到着した。

習主席は時折笑顔を見せていて、宿泊先のホテルの周辺には1000人近い支持者が集まった。

習国家主席が宿泊するホテル周辺には、1000人近い支持者が集まった
習国家主席が宿泊するホテル周辺には、1000人近い支持者が集まった

注目は、米中間で途絶えている軍同士の対話の再開が実現するかだ。

バイデン大統領はワシントンを出発する際に、「正常な関係に戻す」と強調していて、会談を通じて、台湾海峡や南シナ海での軍事的な緊張の緩和につながるのかが焦点となる。

また、台湾情勢や、イスラエルとイスラム組織・ハマスの戦闘が続く中東情勢についても協議する見通しで、会談後にどのような発信があるのかも注目される。
(「Live News days」11月15日放送より)

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