ルーマニア東部のブランチャで9月21日、高速道路の建設中に爆発が起こった。

爆発の原因は作業中、地下のガスパイプに亀裂が入り、火花から引火したためだった。

高速道路建設中に爆発が発生

真夜中に、激しい音が響く。

監視カメラの画面が、爆発で真っ白になるほどの光が広がる(IHA)
監視カメラの画面が、爆発で真っ白になるほどの光が広がる(IHA)
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一瞬、画面が真っ白になるほどの光が広がった。

別の場所では、太陽が昇ったように空が赤く染まっていく様子も見られた。

光の正体は、強烈な勢いで噴き上がった炎だ。

高速道路の建設中に爆発が起こる(IHA)
高速道路の建設中に爆発が起こる(IHA)

9月21日、ルーマニア東部・ブランチャで、高速道路の建設中に爆発が起こった。

建物などを、はるかに超える高さの火柱が、渦を巻いて立ち上っていく。

ガスパイプ設置場所に問題

爆発の原因は、作業中に地下のガスパイプに亀裂が入り火花から引火したのだという。

(IHA)
(IHA)

地元のメディアは、パイプが設置してあった場所に問題があったと指摘している。

ルーマニアでは、ガスパイプを設置する際、地下1.8mまで埋めるのがルールだ。

しかし、今回の現場は、深さわずか30cmしかなかった。

この爆発で4人が死亡、5人がけがをしたという。
(「イット!」 10月13日放送より)

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