国軍によるクーデター後、拘束されているミャンマーのアウンサンスーチー氏が、命の危険にさらされているとスーチー氏率いる政党が声明を発表した。
ミャンマーの国民民主連盟(NLD)は14日、拘束されているアウンサンスーチー氏について、「適切な医療や健康的な食事が与えられておらず、意図的に命を危険にさらしている」と国軍を批判する声明を発表した。
スーチー氏は2021年2月の国軍によるクーデターで拘束され収監中で、現地メディアは歯ぐきが腫れて食事が取れず、めまいや嘔吐の症状もあると報じている。
健康状態の悪化が懸念されることから、国民民主連盟は国際社会に、スーチー氏の解放に向けた働きかけを強めるよう求めている。