中古車販売大手「ビッグモーター」の、店の前の街路樹だけが不自然に枯れるなどしている問題で、国土交通省は全国の地方整備局に指示し調査に乗り出したことがわかった。
この問題は、ビッグモーターの従業員が店の前の街路樹に除草剤をまいたとされる疑惑が取り沙汰されているもの。

国交省は26日、全国の10の地方整備局に、国道沿いの店舗前の状況を調査するよう指示していたことがわかった。

調査では、店舗の前の街路樹の有無や枯れたり伐採されたりしてないかを確認し、今週中に報告するよう求めている。

一方、自治体が管理する道路では、神奈川県は「横須賀店」など3店舗で、目の前の街路樹が枯れるなどして倒れる危険性があったため伐採していた。

また、群馬県では「太田店」の前で、埼玉県でも2店舗で、街路樹が枯れていたという。

FNNのまとめでは、国や自治体が把握している店舗は少なくとも31に上っている。