世論調査における岸田内閣の支持率の下落傾向について、自民党の世耕参院幹事長は、18日、「マイナンバーカードが、国民に不安を与えたことが最も大きく影響している」と指摘した。

記者会見で、各社の調査における支持率下落の要因について問われた世耕氏は、「マイナンバーカード(を巡る問題)が、国民に不安を与えたことが一番大きく影響しているのだろう。結果を真摯に受け止めて、しっかりとした点検をできるだけ早く行い、きちっとした状況に持っていくことが重要だ」と述べた。

そして、「マイナンバーは安心なんだということ、効率的な行政の推進が国民の負担を軽減する上で重要だということを、丁寧に説明していくことが何よりも重要だ」などと指摘した。

FNNが7月15日~16日に実施した世論調査では、岸田内閣を「支持する」は、先月より4.8ポイント減って41.3%、「支持しない」は54.4%だった。