ウクライナ国防省の高官が、ロシアに占領されている東部と南部で先週、合わせて、およそ38平方kmを解放したことを明らかにした。

ウクライナ国防省のマリャル国防次官によると、先週1週間にウクライナ東部で9平方キロメートルを、さらに南部でも29平方キロをロシア軍から解放したという。これで、南部で解放した総面積はおよそ160平方キロに広がった。

一方、ロシア側も攻撃を激化させている。

東部では先々週のロシア軍の攻撃は6,500回ほどだったが、先週は1万2,000回と倍増しているという。

ウクライナの通信社は、北東部スムイで3日、ロシアの砲撃が集合住宅に命中し、2人が死亡し、19人が負傷したとしていて、激しい戦闘が続いている。

写真:3rd assault brigade / Ukrainian Armed Forces Press service

国際取材部
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