東京・目黒区で電動キックボードの2人乗り事故を起こした男性が、全国初となる電動キックボードの“飲酒による危険運転致傷害”で摘発された。
この記事の画像(12枚)これまで、ルールを無視した電動キックボードの走行が、たびたび問題になってきた。
番組スタッフが取材中、歩道をキックボードで走行する人を発見。話を聞こうとすると…
番組スタッフ:
電動キックボードって歩道は走っちゃいけないんですけど、わかってましたか?
電動キックボードで歩道を走っていた人:
うるせーよ!
番組スタッフ:
ルールとかあるが…
電動キックボードで歩道を走っていた人:
話しかけんな!くそ!
番組スタッフ:
原付とかと(扱いは)一緒ですけど…。
電動キックボードで歩道を走っていた人:
・・・。
最後は番組スタッフの問いかけに無言のまま、赤信号を無視して走り去った。
こうした中、2023年2月、東京・目黒区で26歳の男性会社員が電動キックボードで2人乗り事故を起こした。
記者:
男はこの電動キックボードに乗って、前輪を縁石などにぶつけて、車道側に倒れたということです。
後ろに乗っていた30代の女性は、全治5週間の重傷を負った。
今回、“あるケース”で、全国初の摘発例となった。
「飲酒による危険運転致傷」全国初の摘発
何が、全国初なのだろうか。
それは、電動キックボードの、飲酒による危険運転致傷だ。
運転していた会社員の男性は酒に酔った上、着用の必要があるヘルメットやナンバーも、付けていなかった。
会社員男性は「飲酒運転はダメだと知っていた」と容疑を認めている。
(「イット!」5月18日放送より)