「心のストレス度」を調べてみよう

新型コロナウイルスの感染拡大で懸念されることの一つが、精神的な影響だろう。

感染の恐怖はもちろんのこと、思うように外出できなかったり、雇用や収入面が脅かされる可能性があるため、常に見えないストレスにさらされているとも言える。

こうした現状を受けてか、政府はコロナ禍における「こころのストレス度」をチェックできる特設ページを内閣官房のウェブサイト内に開設した。その利用方法などを解説していく。

これを利用するには、まず内閣官房のウェブサイト内に設けられた特設ページ「新型コロナウイルス感染症対策」の「困りごとに対する支援策が探せる支援情報ナビ」に進む必要がある。

特設ページで「支援情報ナビ」に進もう

支援情報ナビに進むと、「困りごと全般」「支援策」「新しい生活様式」という3つのタブが現れる。ここでどのタブでもいいので何らかの質問を選ぶと「少しでもこころに疲れを感じたら こころのストレス度チェック」というポップアップが出てくるので、クリック(タップ)するのだ。

支援情報ナビからは各種相談窓口にもアクセスできる

診断結果で提供される情報も変化

こころのストレス度チェックのページに進むと、いよいよストレス度チェックの開始。

まずは、今の状態を診断するために、過去30日間にどのような状態であったかを確認する「心配ごとや気がかりなことがあると感じましたか」「絶望的だと感じましたか」などの質問が、全部で8問提示される。

実際の質問と回答の画面

回答は、いつも・たいてい・ときどき・少しだけ・全くないの5段階で答え、この結果でストレス度が診断されて、ストレス軽減のための対処法や情報提供などがされる仕組みになっている。

ストレス度が「非常に高い」と診断された場合、ストレスへの対処法などが分かるサイトのリンクなども表示される

例えば、ストレス度が「非常に高い」と診断された場合には、「不安や苦痛を感じるようなニュースに触れることを避ける」ことなどがアドバイスされる。それと同時に、電話やSNSの相談窓口などにアクセスできる、リンクも表示される。

心の健康を保つためには?

それでは、コロナ禍において心の健康を保つためにはどうしたらいいのだろうか。

ストレス度が「平均的なレベル」の診断画面

ストレス度が「平均的なレベル」と診断された場合に表示されるリンク「みんなのメンタルヘルス総合サイト」によると、毎日の生活習慣を整えること、「必ず、○○をしなければならない」などの固定観念を変えることなどで、気持ちが楽になることがあるという。

リンク先では対処法などを学ぶこともできる

また、ストレス度が「非常に高い」と診断された場合にリンクで表示される、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」によると、趣味や生きがいとなるものを持つこと、自分で対応しきれないストレスは周囲と解決の糸口を探すことなども大切という。

精神状態は自分では「大丈夫」と思っていても、知らず知らずのうちにむしばまれていることもある。こころのストレス度チェック自体は、短い時間でもできるので、気になる人もそうでない人も、一度診断を受けてみてはいかがだろうか。

内閣官房「新型コロナウイルス感染症対策」の特設ページはこちら

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