新潟市中央区で橋の高架下を通過しようとしたトラックのコンテナの屋根部分が橋に接触、落下する事故があった。実はこの橋、5年前の同じ日にもトラックが挟まり、動けなくなる事態が起きていた。
“高さ制限”見落とし 橋桁に衝突
松村道子キャスター:
新潟市中央区・やすらぎ堤沿い、激しく渋滞しています。その原因となっているのが、金属の大きな板です。これは、大型トラックの屋根でした

道路に落下していたのは、折れ曲がったトラックの荷台の屋根部分。

3月30日午前11時半ごろ、新潟市中央区にある高さ制限3.5mの昭和大橋の高架下を通過しようとしたトラックの屋根部分が橋桁に衝突し、破壊。道路に落下する事故があった。

長野県から新潟市に引っ越しの荷物を運んでいたというトラックの運転手は…
トラックの運転手:
僕のほうがいけないんです。すみません。新潟の方にご迷惑かけまして

先に通った高架下は通れたので…
(Q.高さ制限は3.5m)
トラックの運転手:
向こうの橋が3.8mだったので通れるなと思って。思い込みで

(Q.一つ向こうの橋は、高さ制限が3.8m)
トラックの運転手:
ここは3.5mなんですよね。通れると思っちゃって。申し訳ないです

松村道子キャスター:
トラックの運転手は、先に通った橋の高さ制限が3.8m、こちらは問題なく通ることができたことから、次の昭和大橋の高さ制限3.5mを見落としたと話しています

トラックの運転手:
それで通っちゃったら、ガチャンといっちゃったもので、すみません。ご迷惑かけます

この事故によるけが人はいなかったが、近くに車や人がいれば大惨事につながったおそれも…
荷台の屋根部分の撤去のため、道路は約5時間にわたって通行止めとなった。

また、この高架下では、2018年の3月30日にもトラックが高架下に挟まり、通行できなくなる事故があった。

慣れない土地での運転はいつも以上に注意が必要だ。
(NST新潟総合テレビ)